トマトはコオロギと相性がよい
これは、いつも昆虫食のメニューを作ってくださるYouTubeのパートナーのシェフがおっしゃってるコメントです。
一流のシェフが言ってるんだから間違いない!!
ということで、改めまして、シェフのプロフィール。
川辺瞬(かわなべしゅん)
香川県出身。東京のミシュラン2つ星を長年連続で獲得するレストランや、首都圏のホテルで修行し、腕を振るう。
地元、香川県の企業が奈良県で事業を始めるにあたりスカウトされ、奈良市内のレストランで働くことに。
僕の謎の無茶ぶりにも涼しい顔していつも対応してくださいます。
そう、実は結構すごい人なんです。(そんなこと言ったら怒られそうですが・・・)
さて、トマトは、「グルタミン酸」「アスパラギン酸」が豊富で地中海では日本でいうところの「味噌」「しょうゆ」として使われているそうで、夏の終わりに1年分のトマトソースを仕込むそうです。
「グルタミン酸」は昆布に含まれる成分と同じ。
特に、タンパク質から分離することでうまみ成分が感じられる「グルタミン酸」は、大根、にんじん、タマネギなどの6倍含まれているそうです。
輸入食品のお店で「ドライトマト」なんかが売られていますが、しっかり味が出ますよね。
地中海をはじめとした海外では魚介をトマトで煮込んだ料理がよくみられますが、まさに、日本の出汁の文化は海外にもあるんですね。
コオロギもエビ・カニといった甲殻類と近い仲間でよく比較されますね。
なので、コオロギが魚介類に近い風味が出るということで、トマトと相性がいいっていうのはなんとなく理解できる気がします。
現に、BugMoさんでは、「コオロギだし」を販売されていますね。
直感的にコオロギをトマトと合わせてくるシェフはやっぱりすごいなと思ったのでした。
コオロギパスタにトマトは鉄板です。
FUTURENAUTのコオロギバゲットもピザトースト風にすると、普通のバゲットに比べて、香ばしさが引き立ちます。
みなさんも、おすすめのレシピがあれば教えてください!!