昆虫食コラム

クワガタムシの幼虫を食べた話(カブトムシとの比較)

久々の食べてみたシリーズのお話です!!

実は、大学では生物部に入っています。

最近は昆虫食活動が忙しくてなかなかできていないんですが、本格的に活動を始めるまでは、仲間と一緒に山に入って昆虫を食べていたものです。

今回は、クワガタムシを紹介します。

食べるのは成虫ではなく幼虫です。

クワガタムシとカブトムシはセットで語られることが多いです。

角が違うだけで、大きさも近い。

何となく雰囲気は一緒ですし、夏は樹液を巡って争っていますよね。

しかし、昆虫食の世界では、全く違うんですよ!!!

カブトムシとクワガタの違いは、その幼虫の食性にあります。

カブトムシは、土の中で腐葉土を食べて育ちます。

クワガタムシは、倒木などの朽木を食べて育ちます。

腐葉土は文字通り腐った土や葉ですから、それを食べて育つカブトムシは美味しくないんですよね。

以前、内山先生からの課題でシェフに頼んで作ってもらったのが、このカブトムシのソースで作ったローストポーク。

ローストポークは超絶美味しいんですが、ソースがどうしても大地の味がします、笑

シェフは大地の味をごまかすために、ビーツの濃いソースで合わせてくださったんですが、それでもやはり土臭さが残ります。

クワガタは、木の中にいますので、腐った味はなく、美味しいです。

火であぶって表面を少しカリカリにするのがおすすめです。

トロのような濃厚な味がします。

ちょうど今が季節ですよね、久しぶりに探しに行こうかな。

コオロギやバッタと違い、流通していないですから、自分で探す醍醐味です♪

皆さんも気になる昆虫があればぜひ教えてください!