昆虫食コラム

トンボは美味しい??オニヤンマ食べたい

パンケーキよりオニヤンマ食べたいかずきです。

そういえばパンケーキの人、最近どちらに行ったんでしょう。。。

さて、昆虫の中で最も知名度が高いものの1つ、トンボ。
『昆虫食』の世界ではあまり語られることはありません。
傾向として、身軽に空を飛ぶものの方が美味しい傾向があって、地を張ってるものは不味い?と思ってます。
トンボは、身体の線も細く、なんとなく天ぷらなんかにしたらサクサクっといけるような感じですが、実は僕はトンボがかなり美味しいと思っています。

とは言っても、『そんなの食べるわけないだろ』と言われたらそれまでなので、美味しさを理屈っぽく説明してみようかなと思います。笑
トンボの幼虫は、ヤゴと呼ばれて、水の中で暮らします。この、ヤゴ、ですが、広義では、『ざざ虫』の中に含むこともできます。ざざ虫は甘辛く炊くと美味しいらしいので、この前、テリヤキチキンサンドならぬ、テリヤキヤゴのサンドイッチです。思いの外、美味しくいただけました。

東京にあるアントシカダでいただいたこちら。

ざざ虫のソースも非常に濃厚でたらこのような味がしました。

ということで、成虫になると、どうなるのかというと。。。
まず、トンボの特徴から考えると、胸肉のあたりの筋肉が発達しています。
長時間飛行するわけですから、この部分がジューシーで美味、ということになります。
他の部分は、殻なので、海老の尻尾を食べてるような感じでしょうか。
塩でも振って食べると、おつまみ的な感じかと思います。
特に、日本最大のトンボであるオニヤンマ、体長は7-8cmとかなり大きい。胸肉を集めてハンバーグとかにしたら美味しいかもしれない。

難点があります。
オニヤンマは時速70kmで飛行するので、捕まえるのが難しいのです。
しかもオニヤンマが群れで飛んでることなんかありませんし、たまに『あっ!いた!!』と見かける程度です。
永遠に叶わない夢なのでした。。。