今回は、少し真面目に書いてみます(いつも真面目なつもりなんで
GW頃に、毎日新聞から大きなお話をいただき、記事にしていただ
このときに、来ていただいたのが、大阪市立大学の斎藤幸平先生で
斎藤先生は、「経済思想」というものを研究されていて、マルクス
マルクス研究界最高峰の賞ドイッチャー記念賞を2018年に当時
気さくな方で、取材のご縁で、僕のコオロギコーヒーもご支援いた
毎日新聞の連載企画は、斎藤先生が資本主義の現代を様々な角度で
そんな中で扱っていただいたのが、「昆虫食」というわけです。
先生の新書「人新世の「資本論」」は、全国の新書コーナーで鬼滅
すでに6万部売れているそうです。
しかし、そんな偉大な先生が、なぜ、昆虫食を取材されたかという
かねてより「ケインズ経済学と気候変動」なども取り扱って研究さ
著書にも、マルクスの経済学の観点から資本主義と地球環境につい
さて、先生の大学の卒業生でもあり、一緒にイベントなどを考えてくれて
これを読むと、「昆虫食」について多面的に考察するための知見が得られるから読
社会的な問題解決の視点からアプローチしているというからには、「昆虫食」につ
馬鹿の一つ覚えみたいに、「SDGs」とか「国連の報告」とか言
とハッキリと言われました
僕へ課せられた課題です・・・
確かに、「昆虫食」業界は「SDGs」や「国連の報告」が後押し
しかし、「昆虫は世界を救う」というのは本当なんでしょうか??
ということで、少し著書を紹介していきます。僕の解釈では主にこんなことが書かれていました。
(1)「SDGs」という言葉は、先進国が罪悪感を和らげるため
(2)人間社会は地球の環境に負荷をかけながら発展してきた。先
(3)しかしながら、途上国も発展していくことで、負担を転嫁す
(4)経済活動の
このように、現代の「資本主義」の制度上の問題点を洗い出し、問題提起がなされています。
要は、もっと大胆に真剣に取り組まないと駄目だ、このままでは取
そういう警鐘をマルクス経済思想から読み解くことができるのでは
あまり書くとネタバレになるのでこの辺で・・・
そういえば、コオロギコーヒーを開発するときに、サンワコーヒー
コーヒーは赤道直下の国で生産されています。アフリカ・東南アジ
日本でもカフェが増え、気軽にコーヒーを飲める場所が多くなって
コーヒーの生産には農地が必要です。労働力も必要です。安い賃金
これこそ、まさに、斎藤先生が著書で書いている「帝国主義的な経
西川さんが協力いただいた理由のひとつに、「持続可能なコーヒーの生産」という観点から、代替材料のブレンドは将来性を感じるとおっしゃっていただいたことがあげられます。
これは、コーヒーだけではありません。
チョコレートの原料である
資本主義経済を日常生活で置き換えてみると、こんな見方もできま
今日の帰り、スーパーによると、「にんじんが3本98円」特売で
なぜかというと、僕はどれだけ頑張っても3本のにんじんを98円
そんなの事業として長年のノウハウの中で大量に生産しているから
農業の世界では、「豊作びんぼう」という言葉があるように、作っ
資本主義はいろんなものを搾取して成り立っているという矛盾した
コーヒーの世界では、適正な価格での買い取り、「フェアトレード
ということで、後半はまた後日に、完成させた上で、BugsFarmさんの昆虫食コラムに寄稿しようと思います!!