昆虫食コラム

昆虫食の本を紹介します(1)昆虫食入門(内山昭一著)

今日は、昆虫食の本を紹介してみようと思います。

この本は、昆虫食の世界の第一人者、内山昭一さんの書かれた本です。

知らない人のために・・・

内山昭一(昆虫料理研究家・NPO法人昆虫食普及ネットワーク理事長)


1950年長野市生まれ。国連食糧農業機関(FAO)が昆虫食を推奨する報告を発表以降、昆虫料理研究の活動の幅を大きく広げ、楽しさの探求のみならず、科学的な啓蒙活動を精力的に続けている。東京都在住。
著書に、『楽しい昆虫料理』(ビジネス社)、『昆虫食入門』(平凡社新書)、『食の常識革命! 昆虫を食べてわかったこと』(サイゾー)、『昆虫は美味い!』(新潮新書)、共著に『人生が変わる! 特選 昆虫料理50』(山と渓谷社)、監修に『食べられる虫ハンドブック』(自由国民社)、『ホントに食べる? 世界をすくう虫のすべて』(文研出版)等がある。
井上咲楽とのYouTube配信「バグズクッキング」のほか、日本各地での講演を行っている。過去にはビートたけしとの対談や道場六三郎への食材提供など、まさに業界の第一人者である。
プロフィール
(『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2021年2月13日15時(日本時間)現在での最新版を取得。)

そして、実はこの本を買ったのは、内山さんに出会う前のことでした。

昆虫食が本格的に世間の日の目を浴びたのは2013年の国連のレポートがきっかけとのこと。

というかそのとき僕はまだ小学生なのですが。。。笑

でも、この本は、それより前に完成しています。

いやすごい。

その当時、昆虫食は、正真正銘のサブカルチャーでしかなかったわけで。

いまでこそ、SDGsだとか、コオロギで地球が救われるとか、そんな触れ込みになっていますが。

この本には、
・昆虫食の歴史
・食べて美味しい虫
・昆虫を食べる心理
・昆虫の栄養面
・資源や教育などの未来志向のこと

という、昆虫食を知るためのエッセンスが全て詰まっています。

なので、最近、なんとなく『昆虫食』で一儲けしてやろう、みたいな人がいるかもしれないのですが、誤解を恐れずに言うと、僕はそれって『タピオカ屋さん』と同じだと思っています。

ので、まずは、『正しく』理解するところから始めて欲しいなって思っております。

たまたま注目を浴びてはいるものの、僕は別にだからといって昆虫食の活動をやってるわけでもなく、このテーマは、地球に優しい云々ということもさることながら、「多様な食の選択肢」としては永遠にテーマであり続けるものだと思っています。

(食べて地球に全く優しくない昆虫もあるわけですので・・・)

とはいえ、僕も、もっと勉強して正しい知識を習得できるよう、研鑽していかないといけないなと自分自身に言い聞かせています!!

ということで、購入したい方はバグズファームさんよりどうぞ!