昆虫食コラム

【昆虫食】続・アリジゴクの味について食べた経験を踏まえて考察します!!

僕のホームページの中で、密かに人気のコンテンツがあります。

アリジゴクを食べた記事です。

なぜだかよくわからないんですけどね。。。

あの頃は、若気の至り(今も若いですがww)みたいなものですが。

ということで、少し詳しく記述していきましょう。

ウスバカゲロウの幼虫のことをアリジゴクと言います。
日本にはウスバカゲロウ科の昆虫は17種。そのうち巣を作るのはわずか4種とのことです。
幼虫の期間は何と2-3年もあるとか。

しかし、成虫になると交尾して2-3週間ほどですぐに死んでしまうところは、セミとよく似ています。

大きな顎の先から消化液を獲物の体内に注ぎこみ、相手の動きを止めます。
この消化液がかなりの猛毒となっていて、その強さはなんと、フグのもつテトロドトキシンの130倍ほどもあるといわれています。

ただひたすら獲物が罠にかかるのを待つことしかできないため、飢餓への耐性が強いです。

1ヶ月に1匹程度しか獲物が得られなかったとしても十分に成長できることが分かっており、数ヶ月もの間、獲物にありつけず身体が小さく縮んでしまったとしても耐えることができるそうです。

餌を食べた際の排泄物は発生するが、幼虫(アリジゴク)の間に発生した排泄物は成虫(ウスバカゲロウ)になるまで身体に溜め込んでおき、成虫になる際に一気に排出されるそうです。

つまり、身体の中は毒と老廃物にまみれているということですね。

僕が口の中に入れたときの第一印象は「殺虫剤」です。

あの殺虫剤を巻きすぎたときに少し鼻に入ったかのような刺激臭がそのまま口の中に入ってうえーーってなるような感覚です。

そりゃあ、獲物を殺すんだから、殺虫剤というと、納得です。

小さいため、人に致命的に作用するほどではないとはいえ、どう考えても美味しく食べられるものではないですね。

うん、案外僕の実体験は後で学術的に調べてみると、いい線いってるんじゃないか、笑

と思ったわけです、が、こんなペースで何も考えずに虫食べてたらそのうち、人生に幕を閉じなければいけなくなりそうです。。。苦笑

 

さて、おそらく、先史時代の人類はこのように未知の食材との遭遇の日々だったに違いありません。

スズメバチも刺されたら死ぬかもしれないが美味しく食べることができます。

フグの卵巣もテトロドトキシンという猛毒が含まれていますが、石川県の伝統料理である『ふぐの子』はその無毒化をしたものになります。

石川県の友達の実家に遊びに行ったときに、友達のおばあちゃんがお土産に持たせてくれたんだけど、「え??ふぐ??」と、思ったのを覚えてます。

ふぐの卵巣を塩と糠、酒粕などで約3年以上漬け込んで発酵させたものです。そこまでして食べるのか?という話ですが、執念を感じます。

きのこも美味しいものと毒キノコがありますが、僕には怖くてとても無理です。

こういうのはダメって聞いたことありますけどね。

その点、昆虫は、カブトムシとカマキリを見間違える人はいないので、安心です。笑

人間の食生活は、『抑えることができない好奇心』と『先人たちの過ち』によって成り立っているのだと改めて認識したのでした。

誰も食べたことないものを追い求めるのって、楽しいよね!!