昆虫食コラム

b-monster代表・塚田眞琴さんにインタビュー~昆虫食を提供するレストラン「EAT FOR E」への想いとは!?

今回、特別に株式会社b-monster代表取締役CEO 塚田眞琴さんに来ていただき、お話を伺うことができました。

失礼ながら、社長っていうので、もっとおじさまが来られるのかと思っていましたが、まさかの若い女性で驚きです。いろんな意味で緊張しています。笑
代替タンパク質ということであれば、昆虫ではなく、大豆ミートという選択もあったかと思うのですが、あえてターゲットがより絞り込まれる「昆虫」に目を付けたのはなぜですか?

b-monsterのみを展開していたころからの会社のビジョンとして、「心身共に洗練され、チャレンジし続ける人があふれる世界をつくる」というものがあります。

むちゃくちゃカッコいいですね!!

ちょっと壮大なんですけどね。笑
b-monsterもTOYVOXもハードで心が折れると思うんですが、空間やパフォーマーの作用で自己肯定感が生まれると思います。いつもより頑張れた、という。
その積み重ねで、痩せたり目標を達成できた成功を体験してもらい、もっとチャレンジしていってもらうことができるようになればいいなと思っています。
この食事の提供についても、そのビジョンに沿ったものであればいいなと思っていました。
 ちょっと前に、ゴキブリの羽とエビの尻尾が同じ成分というのを何かで見たときに、一緒に見ていた人は、エビの尻尾がもう食べられないと言いましたが、私は逆にゴキブリの羽って食べられるんだって思ったんですね。

逆転の発想ですね!!


同じことでも、見える視点が違えば、できないことが増えるより、できることが増えていくほうが人生が豊かになるんじゃないかなと思っています。
なので、この昆虫食も食べれないと皆さん思っているかもしれませんが、食べたら美味しいと思ってもらえるように作れたと思っているので、絶対無理と思っていたことができた、美味しかったという経験が今後の人生の中で「私、あの時、昆虫食べれたじゃん、じゃあこれもできる」というきっかけになればと思っています。

素敵ですね。ハードなプログラムを乗り越えることと、昆虫を食べることはつながっているわけですね。
ターゲットは若者が中心ということになるんですね。

そうですね、あとは、渋谷ということもあり、外資系の企業の方。そういう方はSDGsへの想いや健康志向が強いですね。

なるほど。実際にいただいた感想ですが、僕もこれまでありとあらゆる昆虫を食べてきました。
今回のカイコって実はクセがあって苦手な人も多いんです。今回、それがスパイシーな味付けとマッチしていて、昆虫食への本気度というものが伝わってきました。

私はこの昆虫を使ってほしいということは鳥羽さん(※)には言っていないんです。
シェフが作ったものしか食べてなかったので、カイコって癖のある食べ物なんだって今初めて知りました。笑
(※鳥羽周作シェフ・代々木上原sioオーナー)

今日は、今までおそらく絶対食べたことがないであろう旬のものをお持ちしました。

おもむろにセミを取り出します。

あっ!セミ!!笑
つぶらな瞳でかわいい・・・

まさかの塚田代表とセミを一緒にいただきます。笑

ナッツみたいですね。美味しい。

木の樹液だけを吸っているので、雑味が少なく食べやすいんです。
今回は、昆虫の食材としての可能性を真剣に追及し、メッセージ性のある提供をされているということで大変美味しくいただくことができました。ありがとうございました!

また、東京へお越しの際は、EAT FOR Eだけでなく、b-monsterやTOY VOXにもお越しください!

塚田さんありがとうございました!!!

今回の体験の様子や代表へのインタビュー動画は、後日、編集し、UP予定です!

サスティナブルレストラン「EAT FOR E」・暗闇フィットネス「TOY VOX」訪問&体験レポート(前編)|昆TUBEちゃんねる (kontube.work)

サスティナブルレストラン「EAT FOR E」・暗闇フィットネス「TOY VOX」訪問&体験レポート(後編)|昆TUBEちゃんねる (kontube.work)